4Y-01
多数のボルト締結力センサノード運用に向けた構造物状態遠隔可視化アプリケーションの開発
橋梁などの構造物における材料固定手法としてボルトによる締結が挙げられる.締結されたボルトは時間経過や外的要因により緩む可能性があり,事故防止のために定期的な点検が必要である.しかし点検の間隔は5年に1度であり,異常を発見できるタイミングが限られるという問題点がある.この問題の解決に向け,取り付けられたボルトの締結力を遠隔で測定可能なセンサノードの開発が行われてきた.測定したデータを元に構造物を遠隔で監視することで異常の早期発見や迅速な対応が可能となる.本研究ではセンサノードの運用に向けて測定したデータを収集・可視化するアプリケーションの開発を行った.