車車間通信を用いてセンサ情報を共有し，車両センサで直接検知できない周辺情報を把握可能とするCollective Perceptionは運転の安全向上に有用である．しかし，車車間通信可能な車両密度が高い場合，メッセージの衝突や帯域圧迫により重要な情報の配信を妨げる．古川らは車両密度が高い状況下において，車両が自律的に周辺車両との相対位置を把握し，それに基づきメッセージの送信頻度を動的に変化させる手法を提案している．古川らの同手法はIEEE 802.11p利用時の性能を評価している．本稿では，LTE-V2X Mode4と5G NR-V2Xを用いた場合の同手法の性能をシミュレーションし，評価する