情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日 情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日

2S-05
シーケンシャルパターンマイニングを用いた麻雀の捨て牌の傾向分析
○堺田寛一朗,川又泰介,松田源立(成蹊大)
近年、様々なゲームに関してAIの開発が進んでおり、人間のプレイヤーを上回る性能を持つAIも珍しくない。しかしながら、強いAIが必ずしもプレイヤーの上達の助けになるとは限らず、むしろ人間の上級者からパターンを学んだ方が有効である場合もある。本研究では、麻雀の上級者がオンライン麻雀で打った捨て牌の系列を分析対象とし、上達に有用な打牌パターンを発見することを目的とする。具体的には、オンライン麻雀の捨て牌の系列記録を大量に収集し、データ列から頻出パターン系列を抽出する手法であるシーケンシャルパターンマイニングを適用した。その結果、和了者と放銃者等に分類した場合に、打牌パターンの違いがあることを観察した。