2N-05
知識ベースと外部情報源の統合利用環境
知識ベースは,主語・述語・目的語のRDF形式で人間の持つ知識を集積したものであり様々な利用が期待される.しかし気象や交通などの即時性が重要な情報や,詳細で専門的な情報など,知識ベースではない情報源も多く,知識ベースと外部情報源の統合利用により多様な応用に対応することが期待される.本研究では,SPARQLのユーザ定義関数を利用することで外部情報源を知識ベースと一体として活用できる扱える統合利用環境のアーキテクチャを示す.またその際に重要となる,外部情報源が返す情報に適切な知識ベースの情報を割り当てるエンティティリンキングについても議論する.