2N-02
近似最近傍探索のためのマージ可能な転置インデックス
近年、大規模データに対してオンメモリで近似最近傍探索を行うための手法が急速に発達している。その中でも、転置インデックスと直積量子化を組み合わせた手法は、データを圧縮しつつ高速・高精度な探索を可能にすることが知られている。しかし、直積量子化されたデータを持つ転置インデックスが複数存在するとき、それらをマージしたインデックスに対して効率的に探索を行う手法はこれまでに提案されていない。そこで本研究では、複数の転置インデックスをマージした際に、精度を保ちつつ高速に探索を行う手法を提案する。