情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日 情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日

2L-08
操作ログと視線情報に基づくユーザの操作ミスの調査
○杉山翔哉,小形真平,岡野浩三(信州大)
対話型ソフトウェアの開発においてユーザの操作ミスを回避できるようユーザビリティを高めていくことは重要である.しかし,ユーザは様々な操作ミスを犯しうるため,たとえ操作過程を記録したとしても,そこから操作ミスの箇所を特定し,その種類・原因を分析し,その結果に応じてユーザビリティを改善することは時間がかかる.そこで本研究では,そのような作業を効率化するため,操作ミスの箇所,種類,原因を客観的に判別する定量的な基準の確立を目的とする.そのため,本稿では,この基準を検討するために,ユーザの操作ログや視線情報に基づいて操作ミスを調査した結果を報告する.