2K-08
小型デバイス向けのデータフロー型プログラミング環境の構築
教育機関でプログラミング科目が必修化され、プログラムロジックの理解が中心となっている。しかし、Society5.0ではIoTといったデータの活用が求められ、プログラムロジックとは異なる観点での教育が必要であると考える。IoT開発では情報の流れの理解が重要であり、その理解にはデータフロー型のビジュアルプログラミング言語が有効である。本研究はマイコンボードを利用したIoT開発に対し、デバイス間の情報の流れを直感的に理解できるプログラミング環境を構築する。ユーザーは視覚的な操作でプログラムを作成し、マイコンボード用のプログラムを自動生成する。これにより、プログラミング初心者でもIoT開発が行いやすくなり、開発効率の向上にもつながる。