2B-01
遺伝性腫瘍家系図のデータ標準化に向けたデータ定義およびツールの研究・開発
遺伝医療を行う中で家族歴を図解にした家系図は基幹となる情報である。しかしながら 家系図はいまだ画像データとして扱われている。家系図を構成する記号の標準化はなされており、家系図作図ツールも記号を配置するだけのものは存在しているが、家系図をセマンティックなデータとして扱うための標準データフォーマットが存在しない。本研究は家系図のセマンティックなデータ構造を定義・標準化し、家系図作図やデータのインポート&エクスポート、AIを用いた解析に流用可能なデータ操作できるツールの研究・開発である。