1ZB-02
就寝時刻のばらつきを抑える機器制御シナリオの実装と評価
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の報告では、1日の平均睡眠時間は7時間未満の割合が最も高く、睡眠時間が十分に取れていないことが分かる。良質な睡眠のためには、毎日同じ時間に就寝し、同じ時間に起床することが重要と言われている。本研究では、就寝時刻のばらつきを抑えることを目的とし、ユーザーに最適な時刻に就寝するように住宅内にある機器を制御する「機器制御シナリオ」の実装と評価を行う。具体的には、実際の住宅にて照明やAIスピーカーの制御を行い、ウェアラブル機器から取得した睡眠データを用いて独自の睡眠スコアを算出し、シナリオの評価を行う。