1Y-07
ゲートボール競技運営省力化のための基本システムと判定自動化の検討
ゲートボールは5対5のチーム対抗のゲームであるが、3名の審判員等が必要でありゲームの実施が難しくなってきている。本研究検討では、少ない審判員でも競技を実施するために、競技中における各判定、得点管理などの運営を省力化するためのシステム実現に向けた検討を行った。具体的には、各ボールの識別とゲート通過、ラインアウトの自動判定法を検討し、各種センサを用いて検出精度を評価した。さらにデータベースをAWS内に構築し、判定結果を自動で格納すること、無線端末のブラウザ経由で得点状況を表示することを確認した。これらのシステム構築によって審判の負担を軽減し、より少ない審判で競技を実施できる可能性を示した。