1J-05
ソフトウェア自動チューニングツール DSICE の構築
アプリケーションを開発する上で、機能拡張や機能の修正変更は問題対応の必要性から不可欠である。このとき、他言語環境での拡張を行う際、環境の違いが実装の障害となり既存のライブラリの活用可能性や保守性が損なわれる。この問題の解決手段の1つとして、元の関数やデータ型の役割を変更せずに別の形式で提供する手法であるラッピング処理が存在する。本研究では、反復一次元d-Spline探査を推定法とするソフトウェア自動チューニングツールであるDSICEにPython/C API及び 外部関数ライブラリctypes を用いたラッピング処理を施すことでC/Python の2言語での実行可能なライブラリの構築を実現する。