1G-01
小学生への食育におけるプログラミング的思考を身につける実践と検証
昨年度、小学校でのプログラミング教育が導入された。同教育は技能の獲得ではなく、自らの意図を実現するための論理的思考力(プログラミング的思考)の獲得に重きを置いている。また、食育は生きる上での基本であり、子どもたちが豊かな人間性や生きる力を身につけるために重要とされている。プログラミングと調理には共通点が多いことから、食育を通じてプログラミング的思考を伸長するアプローチが効果的と考える。そこで、児童が楽しみながら、自分で料理レシピ(プログラム)を作成し、調理をする過程を通じプログラミング的思考を育むことを目指す講座を実施した。本発表では、講座の実施内容及びその学習効果が確認できたため、報告する。