ブランド品などに物品固有の情報を付与して，その情報から物品の製造情報などを得て認証するシステムを構築した．物品固有の情報を付与するとき，物品固有の情報を不正に発行できなくするため，カラー二次元コードを用いる．物品固有の情報を暗号化した系列をデータとしたQRコードに対して，QRコードであることを分かりにくくする工夫をしてから，カラー二次元コードに変換する．このコードの存在を隠匿できるように，ステルスインクを利用して印字することを考えている．このカラー二次元コードを，カメラを備えたスマホ等のモバイル端末で物品から読み取り，物品固有の情報でデータベースを参照して認証する仕組みを備えたシステムを紹介する．