流用開発では、設計書やソースコード等の既存の成果物を部分的に修正する必要があるため、利用する成果物に対する変更の影響分析が重要である。影響分析では、要求仕様や設計に関する知識が影響範囲の特定する精度に大きな影響を与える。特に、設計書は自然言語で書かれているため、開発者の経験が浅い場合には確認漏れが発生しやすくなる。今回はこの課題を解決するために開発した、文章の類似性を利用した影響分析ツールの評価について発表する。