7ZF-01
シャドーボックス制作支援システムの提案
シャドーボックスとは17世紀のヨーロッパって誕生したデコパージュの技法であり,写真やイラストを複数枚使用し,各パーツを重ねることで立体感を表現する.シャドーボックスは奥行きに合わせて写真やイラストを各層に切り分ける必要があり,奥行きに従った正しい切り分けが行われないと十分な立体表現がなされない.奥行きに沿ったパーツの切り分けには製作者の経験やスキルに頼る部分が多く,初心者にとってとっつきにくい要因になる.そこで本研究ではグラブカット技術を用いた対話的前景抽出を行い,パーツの切り分け及びシャドーボックスの層生成の補助支援システムの提案をする.