7ZA-05
サッカーのインサイドキックにおけるインパクト位置の直接提示
インサイドキックは足の内側でボールを蹴る技術であり,サッカーの試合においてパスやシュートの際に多く使用される.キックには足の内側の広範囲が使用され,個人や目的によって適切なインパクト位置は異なるため,技術の向上のためには客観的なインパクト位置の提示が必要である.本研究の目的は,インパクト位置をプレイヤーに認知させ,キックごとのインパクト位置のばらつきを小さくすることである.インパクト位置を計測するために圧力分布センサを使用し,計測された位置を振動モータを用いてプレイヤーの足に直接提示する.本発表では足内側の振動に対する二点弁別閾値の計測実験結果に基づいて試作したシステムについて述べる.