7W-07
加速度センサを用いた褥瘡予防システムの研究
医療費の削減が社会として求められる中で、医療・介護分野での自動化やシステム導入が必要となっている。我々は寝たきり状態の患者に生じやすい床ずれに注目した。本研究では加速度センサを用いて患者の寝返りを検知することで、患者が十分に体位変換せず、褥瘡になりやすい状態になっていないかを検知するシステムを提案した。このシステムはシンプルな設計であり、従来サービスより安価で実現できる可能性がある。また、患者の世話を行う人々の負担を軽減する目的での医療・介護現場における利用が期待される。