7W-04
野菜廃棄を減らすための画像認識・感圧センサを用いたIoT冷蔵庫の提案
現在,全世界で年間 13億トンもの食品が廃棄されており,資源の有効活用や環境保全の観点で問題視されている.一般家庭における食品ロスの削減を目的に,保存期限切れによる野菜廃棄を減らすためのシステムを提案する.食品の保存期限切れ防止に関する従来技術として,スマート冷蔵庫や冷蔵庫管理アプリなどが存在するが,それらはいずれもユーザの手間が大きく,普及させるための大きな障壁となっていると考えられる.そこで,センサデバイスを冷蔵庫内に設置することで自動的に冷蔵庫内の野菜を判別し,保存期限の近いものがあればユーザに通知するシステムを提案する.