7V-05
高性能ノードを用いた動的タイムスロット割当てによるセンサネットワークの省電力化手法の提案
近年、IoTが盛んに用いられているが、森林内のような環境では、電力や通信が制限される。そのようなセンサネットワークでは、通信方式としてLPWAが用いられることが多いが、高速な通信であるとはいえない。そのような環境でCSMAのような衝突回避の方法をとると、帯域に無駄が生じる。そのため、TDMAを用いて、フレームごとに高性能なノードが計算したタイムスロットを割り当てることで、省電力化を図る手法を提案する。スリープ状態にあるノードは、通信する際には起動してデータを送信することになる。そこで、フレームごとに送信間隔を徐々に長く設定し、データをある程度まとめて送ることにより、起動・シャットダウンの回数を減らす手法である。