7Q-05
一回拍出量・心拍数・自律神経の活性度・血管の硬化度を考慮した血圧変動のウルトラディアンリズムに基づく無拘束血圧推定法の提案
現在、高齢者数の増加にともない、高血圧患者数も増加している。高血圧の中でも、夜間高血圧は昼間に病院で測定される血圧では判断できず、家庭での定期的な夜間の血圧測定が必要である。しかし、オシロメトリック法による血圧測定では、カフを腕に設置し圧迫する必要があるため拘束性が高い。
そこで、本研究は微小な圧力信号を計測可能な圧力センサをベッドの下に設置し、無拘束で睡眠時の血圧を推定するシステムを提案する。圧力センサで得られた信号から一回拍出量、心拍数、自律神経の活性度、血管の硬化度に関連する特徴量を算出し、さらに70~110分間のウルトラディアンリズムの特性を適用することで高精度に睡眠中の血圧を推定する。
そこで、本研究は微小な圧力信号を計測可能な圧力センサをベッドの下に設置し、無拘束で睡眠時の血圧を推定するシステムを提案する。圧力センサで得られた信号から一回拍出量、心拍数、自律神経の活性度、血管の硬化度に関連する特徴量を算出し、さらに70~110分間のウルトラディアンリズムの特性を適用することで高精度に睡眠中の血圧を推定する。