7C-02
法律適用の議論のための推論システム
本報告では,双極議論フレームワーク上で法律の適用を考察するシステムについて述べる.
このシステムは,事実から結論を導き,逆に結論を成り立たせるために必要な事実を推論する.
法律推論ではその構成要素の論理関係が複雑で推論の流れがわかりにくく,
また,自分の主張を補強するための要件と,
相手の主張を否定するための要件の2つの推論が混在している.
本システムでは,これらの関係を明示するようなインタフェースを提供し,
法律の専門家でないユーザの利用を目指した.
推論部は Prolog で,表示部は Java でそれぞれ実装した.
このシステムは,事実から結論を導き,逆に結論を成り立たせるために必要な事実を推論する.
法律推論ではその構成要素の論理関係が複雑で推論の流れがわかりにくく,
また,自分の主張を補強するための要件と,
相手の主張を否定するための要件の2つの推論が混在している.
本システムでは,これらの関係を明示するようなインタフェースを提供し,
法律の専門家でないユーザの利用を目指した.
推論部は Prolog で,表示部は Java でそれぞれ実装した.