社会問題として歩きスマホが注目され、それに伴い、歩きスマホ防止アプリが開発されている。
従来のアプリは、全画面に警告が出て、歩行を止めないと警告画面が消えない。抑制効果はあるものの、使用者の状況や周辺環境については考慮されていない。
そこで本研究では、使用者の状況や周辺環境を考慮したアプリを開発するために、BLE機能を用いて混雑度を推定し、複数のセンサを用いて歩きスマホ状態であるかスコア付けを行った。
結果として、従来アプリより本研究のアプリを使用したいという意見が多いことが実験後のアンケート調査でわかった。
今後は、実用化に向け歩きスマホ状態以外での誤検知を防ぐための追加実験を行う予定である。