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イチゴのハウス栽培における栽培作業支援のためのデータ活用方式検討
農家にとって、高品質な作物を安定的に出荷することが理想の農業経営(生産)である。しかし実際の現場では、栽培作業のばらつきによりシーズンごとに作物品質や収量が変動しがちである。そこで筆者らは、作業ばらつきの少ない熟練農家と同じ目線での作業判断を可能とする、作物栽培データの活用方式について検討している。本稿では、「作物収量の安定化」のためのデータ活用方式検討にあたって実施した、イチゴのハウス栽培を対象とした仮説検証実験の結果について述べる。