5ZC-05
ARを利用した統計学学習支援ツールの開発
近年、注目されているブラウザ上で動かせるAR(Augmented Reality)技術を用いて統計学の学習を支援するシステムの開発を行った。統計学に対する興味を引き出しため、自らがARマーカーを動かすことにより、数値が変化し、グラフや解説が表示されるといった、体験的な学習教材とした。また、解説文などをヒト型の3Dモデルの横に吹き出し上で説明することによって、抵抗なく学ぶことができるようにし、統計学の知識がどのような場面で生かされるかを把握できるようにした。大学生を対象に実験を行い、統計学に対する意識の変化という点からシステムの有用性を評価した。