5V-05
2タッチストロークを用いた1クラス分類器によるスマートフォンの継続認証
現在の認証方法で1度ログインが成功すると本人以外にも操作可能となり,重要な個人情報を多く保有するスマートフォンにおいて深刻なセキュリティとプライバシーの脅威をもたらすため,ユーザを継続的に認証することが望ましいとされている.なかでもタッチストロークを用いた研究が行われているがそのほとんどは本人以外のデータを登録時に使用しているものが多い.しかし,実際には他人のデータを取得することは困難であり本人データのみでモデルを構築することが現実的である.そこで本研究では4つの1クラス分類器を使用し各分類器におけるFARやFRR等の比較や連続したストロークを組み合わせ場合に精度等の改善がみられるかの調査を行う.