4ZH-06
視覚障害者向け周辺情報提示システム
本研究では,全方位カメラと眼鏡型ウェアラブルデバイスを用いて,自分の周辺の情報を取得することが難しい視覚障害者に対して文字情報,物体情報とその方位を音声で提示するシステムを提案した.
場所を選ばず個別に任意のタイミングで提示されるシステムは,現状の点字や音による支援の,情報を取得できる時間や場所が限られているという欠点を補うことが期待される.また,全方位カメラを用いることでどこに情報があるかわからない人でも使用することができる.
評価実験として,物体認識と文字認識の精度を検証した.また,提案インタフェースの有効性を示すためにアンケートを実施した.その結果をもとに今後の展望と課題を結論として述べる.
場所を選ばず個別に任意のタイミングで提示されるシステムは,現状の点字や音による支援の,情報を取得できる時間や場所が限られているという欠点を補うことが期待される.また,全方位カメラを用いることでどこに情報があるかわからない人でも使用することができる.
評価実験として,物体認識と文字認識の精度を検証した.また,提案インタフェースの有効性を示すためにアンケートを実施した.その結果をもとに今後の展望と課題を結論として述べる.