一般的に人間が五感から受ける刺激の割合は視覚が約８割と言われている．また，近年の社会はストレス社会と呼ばれており，多くの人が映画視聴や劇の鑑賞，好ましい景色を見る等によってストレスの緩和に作用しており，感情にも何らかの影響を与えていると考えられる．
事前実験として，心拍データを周波数解析し，興味のある画像，無い画像で変化のあることが分かった．
本研究では上記の実験をもとに，個人が興味を持つ画像や映像を見た際の心拍データを入力として機械学習(RNN)を行い，何らかの視覚情報を受け取った際に，それが興味の対象であるかを推定する．