4ZB-02
VRインタラクションのための帽子型タッチデバイス
現在,HMD(Head Mounted Display)を用いたVR(Virtual Reality)では,視点操作のための頭部の能動的動作によって疲労感や3D酔いが生起されやすくなる問題がある.
そのため我々は先行研究においてユーザの頭部表面のタッチ入力による視点操作を検討した.先行研究では静電容量センサが取り付けられたヘルメットにより実現できたが,ヘルメット装着時の重量が負担となり疲労感が引き起こされる問題があった.
そこで本研究では,視点操作におけるVRインタラクションのための軽量化されたデバイスとして導電布を用いて製作された帽子型タッチセンサを提案する.
帽子の半球形タッチ表面を実現するため,導電布の加工,電極位置の設定,導電糸の調査を実施した.
さらに,Unityによるカメラ視点操作VRアプリケーションを実装し,帽子型デバイスを用いたインタラクションを評価した.
そのため我々は先行研究においてユーザの頭部表面のタッチ入力による視点操作を検討した.先行研究では静電容量センサが取り付けられたヘルメットにより実現できたが,ヘルメット装着時の重量が負担となり疲労感が引き起こされる問題があった.
そこで本研究では,視点操作におけるVRインタラクションのための軽量化されたデバイスとして導電布を用いて製作された帽子型タッチセンサを提案する.
帽子の半球形タッチ表面を実現するため,導電布の加工,電極位置の設定,導電糸の調査を実施した.
さらに,Unityによるカメラ視点操作VRアプリケーションを実装し,帽子型デバイスを用いたインタラクションを評価した.