4W-08
2つのマイクによる部屋レベル話者位置推定の検討
本稿では,2つのマイクロフォンを用いて部屋レベルで話者位置を推定する手法を提案する.
スマートスピーカを用いる場合,命令の対象となる機器などの場所を明示的に指示する必要があるが,命令した話者のいる部屋を推定することで「電気を消して」といった命令でも話者の位置によって異なる挙動を行うことができる.
屋内環境で話者位置推定をする場合,反響音の影響の軽減が課題であり,従来手法では多数のマイクを用いて複雑な信号処理を適用している.
これに対し,本稿では話者のいる部屋の大きさや材質の違いから特徴が生じることに着目し,2つのマイクを使って音源の特徴に基づいて話者のいる部屋を推定する.
スマートスピーカを用いる場合,命令の対象となる機器などの場所を明示的に指示する必要があるが,命令した話者のいる部屋を推定することで「電気を消して」といった命令でも話者の位置によって異なる挙動を行うことができる.
屋内環境で話者位置推定をする場合,反響音の影響の軽減が課題であり,従来手法では多数のマイクを用いて複雑な信号処理を適用している.
これに対し,本稿では話者のいる部屋の大きさや材質の違いから特徴が生じることに着目し,2つのマイクを使って音源の特徴に基づいて話者のいる部屋を推定する.