4U-05
移動センシングクラスタを用いたランダムエラー発生環境における識別不可イベント探索方式
災害等における探索作業へ、動的に群構成を変化させ探索する移動センシングクラスタが提案されている。また、目的物が識別不可という状況を想定した識別不可イベント探索方式も提案されている。これらの探索方式において目的物から発せられる物理情報の強度は、イベントまでの距離に一定の相関があると想定している。しかし、実環境では目的物から得られる物理情報の強度は環境による要因から、ランダムに変動(ランダムエラー)しイベントまでの距離との相関を失う。本研究では識別不可イベント探索方式において、ランダムエラーが起きうる状況を追加、また様々なパラメータを変化させ識別不可イベント探索方式の構成について検証・考察を行う。