遺跡や周辺環境・背景を３次元的に表現する方法の一つとしてジオラマ模型がある。 しかし、ジオラマを用いた展示では時間的変化の表現が難しい。本研究では、事前に撮影した多視点画像から生成したジオラマ模型に対して、新たに撮影した画像をプロジェクションマッピングすることにより、時間的変化を反映可能な遺跡ジオラマ模型の実現を目指す。ドローンを用いて遺跡の俯瞰的な多視点撮影を行い、画像から３次元メッシュモデルを生成する。３次元プリンターで出力したモデルに、プロジェクターカメラシステムを用いて撮影画像を投影する。