情報処理学会 第83回全国大会 会期:2021年3月18日~20日 会場:オンライン開催 情報処理学会 第83回全国大会 会期:2021年3月18日~20日 会場:オンライン開催

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カテゴリ変数を含むソフトウェア開発実績データにおける非負値行列因子分解による欠損値補完
○川辺裕貴,柿元 健(香川高専)
ソフトウェア開発プロジェクトの初期段階において,コスト見積が行われ,正確なコスト見 積を行うことがプロジェクトを成功へと導く. しかし,開発実績データには欠損値が含まれていることが多く,欠損値が含まれていると,コスト見積が行えない場合がある.また, 開発実績データにはカテゴリ変数であるデータが得られることが多く数量的に扱うことが難しい。そこで本研究では,教師なし学習で入力データの潜在パターンを抽出可能な非負値行列因子分解(nonnegative matrix factorization:NMF)に基づく手法を適用し,カテゴリ変数を含む開発実績データの欠損値処理を行い評価した.評価実験の結果,カテゴリ変数に対して,問題なく使用できることが確認された.