4C-01
ストロークデータの圧縮手法の比較と改良
タブレット端末やスマートペンシルの普及により、タブレット上での筆記データをストローク
データとして保存する機会が増えている。しかし、ストロークデータはサンプリング周期を短く
すると大きな記憶領域を必要とするという問題がある。そこで本研究ではストロークデータをよ
り正確により小さく圧縮するために、差分符号化、ハフマン符号化、スプライン近似における節
点数の削減などの圧縮手法を組み合わせ、圧縮率を比較した。結果として、差分を用いた手法と
ハフマン符号化を組み合わせた場合に圧縮後のサイズは元データの約7%と大きく圧縮できること
が分かった。
データとして保存する機会が増えている。しかし、ストロークデータはサンプリング周期を短く
すると大きな記憶領域を必要とするという問題がある。そこで本研究ではストロークデータをよ
り正確により小さく圧縮するために、差分符号化、ハフマン符号化、スプライン近似における節
点数の削減などの圧縮手法を組み合わせ、圧縮率を比較した。結果として、差分を用いた手法と
ハフマン符号化を組み合わせた場合に圧縮後のサイズは元データの約7%と大きく圧縮できること
が分かった。