2ZA-04
消極的発話者の発言率向上のための音声による個別指示手法
本研究では,グループで議論を学習する状況を対象として,それぞれの学習者に対して個別の指示を行うことで、発言量の少ない参加者に対して発言を促すシステムを提案する.
グループ学習では,一定の学習者のみが発言するのではなく,学習者全員の意見を取り入れた議論をすることが望ましい.このために,それぞれの学習者が装着したイヤホンを用いて,他の参加者に聞こえないように個別指示を行う.個別指示により可能になる指示内容を実現すること,発言量の少ない参加者の不快感を低減させることを期待して個別指示の内容を設計した.これを用いて個別指示を行った場合と,行わなかった場合での参加者の発言量の違いを比較する.
グループ学習では,一定の学習者のみが発言するのではなく,学習者全員の意見を取り入れた議論をすることが望ましい.このために,それぞれの学習者が装着したイヤホンを用いて,他の参加者に聞こえないように個別指示を行う.個別指示により可能になる指示内容を実現すること,発言量の少ない参加者の不快感を低減させることを期待して個別指示の内容を設計した.これを用いて個別指示を行った場合と,行わなかった場合での参加者の発言量の違いを比較する.