2Y-08
手描きアニメーションの背景画からの投影変換関数の決定法
手描きアニメーションのレイアウト図で使われている透視図法から射影変換関数を求めることができれば、背景の中のキャラクターの配置やカメラの姿勢などをインタラクティブに加工・調整することが可能になり、アニメーション制作におけるレイアウト工程の支援につながることが期待できる。
しかし、この図法では、空間を広く見せることなどを目的に消失点が1つに定まらないような技法が用いられることがあり、そこから通常の投影変換関数を再構成することは不可能な場合がある。本稿では、このような図法を擬似多視点投影として解釈し、マンハッタンワールド仮定のもとで入力されたレイアウト図から統合投影法の投影変換関数を推定する手法を示す。
しかし、この図法では、空間を広く見せることなどを目的に消失点が1つに定まらないような技法が用いられることがあり、そこから通常の投影変換関数を再構成することは不可能な場合がある。本稿では、このような図法を擬似多視点投影として解釈し、マンハッタンワールド仮定のもとで入力されたレイアウト図から統合投影法の投影変換関数を推定する手法を示す。