2M-02
点群データを用いた部位認識技術のための深層学習の適用に関する研究
我が国では,高度経済成長期に整備されたインフラ構造物の老朽化が深刻な問題となっている.そこで,国土交通省では,橋梁を一元で管理し維持管理作業の効率化と高度化を図るために構成部位ごとに3次元モデルを生成することを目標としている. 既存研究では計測された橋梁の点群データを画像上で部位認識している.しかし,その結果を点群データにフィードバックできていない.そこで,本研究では,多視点から撮影した画像から橋梁の部位認識結果を各点ごとに集計し,選定を行うことで点群データにフィードバックする手法を提案する.また,点群データに適用した結果と手動で部位情報を付与した点群データを比較し,本手法の精度を検証する.