製造現場では設備トラブル、作業者の熟練度など様々な要因で製造遅延が発生する。しかし工程が複雑になると、製造遅延が継続している状況において納期に間に合わせるためには、いつまでにトラブルから復旧する必要があるか判断することが難しいという課題がある。本稿では製造遅延発生時に以降の工程をシミュレーションして納期と比較し、納期に間に合っていない場合は警告を表示するとともに、納期に間に合っている場合は遅延が今後いつまで継続すると納期に間に合わなくなるか推定・提示することで上記課題を解決する。