1ZF-07
オープンデータを授業利用するためのスクレイピングwebAPIの開発
小学校から大学まで幅広い教育でデータの活用が進められている。扱うデータは地域の身近なデータが想定されているが、実際には自治体で公開されているデータはWebページ(HTML)やPDF等の印刷用のデータが中心であり、必ずしもコンピュータの処理に適していないという問題があった。また、授業で利用される際は、表計算ソフトや統計アプリケーション、各種のプログラミング言語などの多様なツールが用いられる。そこで、サイト名やURLを指定することで、HTMLやPDF、表計算形式のデータ等に含まれる表形式のデータを自動的に切り出して提供するWebAPIを開発した。本発表では、その仕組みと授業での利用例を報告する。