1ZB-08
表情の再現デバイスによるコミュニケーションの補完
現在、マスクを着用しながら会話する機会が増え、口元が見えないことで表情を用いたコミュニケーションが阻害されている。そこで我々は、自分の表情をマスク上で再現する必要があると考えた。具体的には、顔の表情筋から電極で筋電位を計測し、得られた信号をもとに「笑顔」と「発話中の口の開閉」の2パターンに分類し、それをドットマトリクスLEDを用いて点灯箇所を変えることで、リアルタイムで自分の表情をマスク上に再現するデバイスを製作した。これによって、マスク着用時でもお互いの表情が認識しやすくなり、コミュニケーションの促進が期待される。