1ZA-08
重度重複障害児を対象とした視線入力による療育支援ゲームの開発
重度重複障害児は、表出が乏しいため、支援者にとって行動の意図をとらえることが困難である。よって、発信行動を引き出し、明確に把握することが重要である。しかし、療育で使用できる方法は少ない。そこで、我々は眼球運動の微小な変化を捉える視線入力装置に着目し、視線動作を通して児童のふるまいを観察した。方法として、児童の定位反応を引き出す仕組みをゲームの設定および、フィードバックにより実現した。さらに、視線の動きを可視化することで、評価できるようにした。