1ZA-06
曲げセンサーによる圧迫深度・LiDARによる姿勢の組み合わせを可視化する CPR 訓練システムの開発
心停止状態の救命手法として知られている心肺蘇生(Cardiopulmonary Resuscitation,CPR)は,AED(自動体外式除細動器)が,その場にない場合の救命の基本であり,胸骨を圧迫する動作が最重要である.最新の論文によると,心停止者に対しての最適な胸骨の圧迫の深さは,4.7cmで毎分107回という値があり,心停止者の年齢・性別・心リズム・他介入によって変化しなかったという報告がある.本研究では、最新論文報告に依拠しながら、最適な圧迫の深さの検知と、姿勢検知については、Apple社製のLiDARセンサーを使用したシステムを開発した。