我々の研究グループでは、養殖魚に装着したセンサから情報を収集する養殖魚モニタリングシステムを検討している。
センサ端末が動作する際の電力は、センサ端末に取り付けられたバッテリに依存しており、バッテリの残量が尽きた場合は、養殖魚のモニタリングを行うことが不可能となる。
バッテリの交換にかかるコストの問題や、交換を行う際に魚体が損傷する可能性があることから、センサ端末のバッテリを交換することは望ましくない。
そのため、センサ端末に取り付けられたバッテリの長寿命化が重要な課題である。
本研究では、養殖魚モニタリングシステムにエネルギーハーベスティングによる発電を導入することを検討する。