1M-04
屋外作業管理を目的とする眼電位および頭部加速度・角速度を用いた歩行中の眼球運動検出
超高齢社会において,特に高年齢労働者が高い割合を占める建設業等の屋外現場で作業に従事する労働者を対象とし,作業負荷軽減および安全管理を図ることは必要不可欠である.そこで本研究では,屋外作業従事者の作業負荷軽減および安全管理を図るために,体調状況や集中状態を管理する手法の開発を目的とする.本稿では,集中状態と眼球運動の関連性に着目し,眼電位および頭部加速度,頭部角速度を用いてニューラルネットワークで学習を行い,歩行中の眼球運動を検出する手法について検討を行った.