1M-03
Image Inpaintingにおける顔属性ラベルを考慮したLandmark推定手法
新型コロナウィルスの影響により対面でのコミュニケーションではマスクをした状態で接することが標準になりつつあるが,表情の大部分が隠されてしまうため,コミュニケーションに弊害が生じると考えられる.従来のImage Inpainting手法では,まず破損顔画像から各顔部位のLandmarkを推定し,次にそのLandmarkに基づいて顔画像修復を試みている.しかし,破損顔画像から推定されたLandmarkは元の表情構造とは異なる場合がある.本研究では破損顔画像にラベル情報を付与したLandmark推定手法を提案する.実験の結果,提案手法の方が従来手法に比べて,より元の表情に近い顔画像修復ができることを確認した.