1K-05
モデルカウンターを使ったFMの特徴把握方法の提案
可変性管理はSPL開発だけでなく,多くの設定パラメータを持つシステムの開発においても重要な問題となっている.可変性管理ではFMのような可変性モデルが使われるが,可変性が多くなるとFMから対象システムの可変性の特徴を捉えることが困難となる.そうした中,フィーチャ導出確率(FIP)や,フィーチャ数の分散(PD)などの指標を捉える提案がなされているが,個々の指標に特化したアルゴリズムが必要である.本稿ではSAT問題に対するモデルカウンターを利用することによって,様々な指標を得る手法を提案する.