1F-02
大学遠隔授業による情報リテラシー科目の取り組み報告
世界的な新型コロナウイルスの影響により,大学では遠隔授業を実施した.我々は大学1年生の必修科目「情報リテラシー」においてLMS(Learning
Management System)を用いた遠隔授業を行った.本報告は,LMSに対するアクセス数および各種課題の取り組み状況の変化から学生の行動を分析し,その結果を報告する.課題の内容の難易や,選択式・記述式などの回答形式には大きく影響されなかった.一方,遠隔授業におけるオンラインの環境に慣れていくにしたがって,翌週の授業日前日に提出するという学習のリズムが見られるようになった.また,課題の提出時期が早い学生と遅い学生は,採点結果が低く,中間の時期に提出した学生は高い傾向であった.その他に,最終評価が合格の学生は不合格の学生に比べて質問数が5倍多いこともわかった.
Management System)を用いた遠隔授業を行った.本報告は,LMSに対するアクセス数および各種課題の取り組み状況の変化から学生の行動を分析し,その結果を報告する.課題の内容の難易や,選択式・記述式などの回答形式には大きく影響されなかった.一方,遠隔授業におけるオンラインの環境に慣れていくにしたがって,翌週の授業日前日に提出するという学習のリズムが見られるようになった.また,課題の提出時期が早い学生と遅い学生は,採点結果が低く,中間の時期に提出した学生は高い傾向であった.その他に,最終評価が合格の学生は不合格の学生に比べて質問数が5倍多いこともわかった.