1E-03
ハッシュを用いた電子文書への自己証明方式の提案
近年、不正アクセスによるホームページやファイルなど電子文書の改ざんが問題となっている。
自己の真正性を証明するためにハッシュ関数を用いる手法があるが、
ハッシュ値を別途送付または掲載するなどの必要がある。
そこで、本論文では電子文書のプロパティにハッシュ値を埋め込むことで
本文だけで自己の真正性を証明することが可能となる自己証明方式を提案する。
今後、本方式の対象を画像やHTMLなどのマークアップ言語、プログラムの実行ファイルなど
にも広げることで、リンクを含めたホームページの改ざん検知やデータベースにおける
個人情報の管理等に応用することを検討している。
自己の真正性を証明するためにハッシュ関数を用いる手法があるが、
ハッシュ値を別途送付または掲載するなどの必要がある。
そこで、本論文では電子文書のプロパティにハッシュ値を埋め込むことで
本文だけで自己の真正性を証明することが可能となる自己証明方式を提案する。
今後、本方式の対象を画像やHTMLなどのマークアップ言語、プログラムの実行ファイルなど
にも広げることで、リンクを含めたホームページの改ざん検知やデータベースにおける
個人情報の管理等に応用することを検討している。