1E-02
ダークネット観測結果による Hajime の Mirai に対する影響の調査
近年、IoT機器が急速に普及・発展しているが、同時に、それらを標的とする Mirai, Hajimeなどのワームの活動が活発化している。これらのワームはIPアドレスをランダムに生成して感染を拡大しようとするため、未使用アドレスへ着信する接続要求パケットを観測することで、
これらの活動状況を把握することができる。これまでは1日に観測されたユニークなIPアドレス数により日ごとの感染数の増減が報告されてきたが、新規感染数や回復数が不明であった。
この研究では長期観測結果を時間軸方向に集計することにより、感染アドレス数の増減を調査することでHajime の感染が Mirai の流行に及ぼした影響について考察する。
これらの活動状況を把握することができる。これまでは1日に観測されたユニークなIPアドレス数により日ごとの感染数の増減が報告されてきたが、新規感染数や回復数が不明であった。
この研究では長期観測結果を時間軸方向に集計することにより、感染アドレス数の増減を調査することでHajime の感染が Mirai の流行に及ぼした影響について考察する。