7ZG-06
浸水想定区域図作成・更新における問題点の抽出
○平子 遼,畑山満則(京大)
地方公共団体が浸水想定区域図を作成するにあたり、災害現象をシミュレーションにより再現することが求められる。このシミュレーションの精度を高めるためには、精度の高い土地モデルが求められるが、作成にあたる防災部局が全ての必要とされるデータを整備することは難しい。そのため多くのデータは道路や河川といったそれぞれの専門部局が保持するデータの二次利用となり、これらの混合利用により大きな問題が生じている。本研究は、浸水想定区域図を作成・更新するにあたって必要となるデータの収集や更新に向けたデータ管理の問題点についてまとめる。