大学など入学直後に教員に質問したり話したりすることに抵抗を感じる学生も少なくない。初対面かつ目上の人物に対するコミュニケーションを円滑に開始できない要因の1つとして、相手との接し方が分からないことが挙げられる。そこで、特定人物の模倣をするチャットボット「PMCB」を開発した。PMCBの利用により特定の教員との対話の疑似体験ができるため、話の終わり方や発言量など発言の特徴を事前に捉えることができ、相手との接し方を事前に知ることで、初対面であっても円滑にコミュニケーションができると考える。PMCBの開発にあたり、約10ヶ月間のSlack上での教員の発言やリアクション情報を取得・分析し、本人模倣のための設計を行った。